【おすすめ療育動画】可能性の限界を決めつけないことの大切さ

【おすすめ療育動画】可能性の限界を決めつけないことの大切さ

「COMPASS療育チャンネル」では、成果が得られた事例を映像で紹介します。映像は嘘をつきません。

自閉スペクトラム症の女の子の事例を通じて、お母さんやお父さん、保護者の方が子どもたちの能力を低く見てしまう危険性について語ります。コンパス発達支援センターの療育により、大きく成長した女の子とお母さん。そして専門家の視点を通して、可能性の限界を決めつけないことの大切さを伝えます。

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自閉スペクトラム症の女の子の療育

将来、社会と関わりを持った生活を持って欲しい

3歳でコンパスに通い始めた自閉スペクトラム症の女の子。
最初は発語がないだけではなく、情緒が不安定な状態。嫌なことがあるとすぐに激しい癇癪を起こしてしまっていました。しかし、コンパスの支援と療育プログラムを通して、女の子は少しずつ変化し始めます。

コンパスの先生方がまず取り組んだのは女の子との信頼関係を築くことでした。先生は本人の気持ちに寄り添った支援を心がけ、特に優しい言葉で声がけをすることとささいなことでもできたら褒めることを気をつけました。

半年ほど経ったころ、女の子の様子が変わってきます。癇癪を起こすことがなくなり落ち着いて療育に取り組めるようになったのです。

発語できる単語もどんどん増えていき1年もすると、女の子はさらに驚くべき成長を見せてくれました。

コミュニケーション能力の向上とお母さんの決めつけ

本人の気持ちに寄り添った支援が大切だという先生

女の子は「ありがとう」「大丈夫」などの言葉を使って自分から他の子どもたちと関わるようになり、コミュニケーション能力が大きく向上しました。

お母さんができないだろうと思い込んでいた、公共交通機関を利用した移動でも落ちついて座り、家族旅行にも行くことができました。

これまで女の子の成長に不安を抱えていたお母さんは、「無理だろうって決めつけがあった」と振り返ります。知らず知らずのうちに、「あれはダメだ」「これはできない」と、女の子の能力を低く見積もってしまい、やってみる、挑戦させるという気持ちが無くなってしまっていたのです。

お母さんはコンパスの先生との交流を通して、今後は娘の可能性を信じ、より多くの挑戦をさせることを決意します。

先生からのコメント

子どもの成長する力を信じる

子どもの能力を低く見積もることは危険性があります。くま先生は、子どもには無限の可能性を信じることが大切だと伝えています。

ノミのサーカスという有名なお話があります。ノミのジャンプ力は本来すさまじいほど強く、自分の身長の100倍以上の高さまで飛び上がる力があります。しかし、ノミを小さな容器の中に入れフタをしてしばらく置いておきます。すると、ノミがフタの高さ以上に飛ばなくなってしまうという性質があります。フタという制限をされたことで、より高く飛べるということを忘れてしまう、といったお話です。

ノミのサーカスのように、「この子には無理無理」と言ったり、「この子はダメだから、どうしようもないから」などと子どもに言ってしまうことは危険です。先生は 「この子は天才」「今はできてないけどそのぐらいはできるんだよ」と伝えるのが大切だと述べます。

成長の期待とチャンスを与えることで、子どもは無限の可能性を信じることができるのです。

療育では可能性の限界を決めつけない

今回は子どもたちの能力を低く見積もる危険性について説明しました。

親の子どもたちに対する期待が低ければ、子どもの行動や能力も制限されていき、成長できなくなってしまいます。しかし、子どもに期待とチャレンジする機会を与えてあげることで、成長の可能性は大きく広がることができます。

コンパスは、年間延べ23万人以上のお子様を支えている発達支援の施設です。子どもの成長や発語にお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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発達障がいに悩むご両親へのメッセージ