発語を促す手遊び歌
手遊び歌で楽しくトレーニング
言語の遅れ、言語遅滞、言語の問題を抱える子どもの指導法として、コンパスでは手遊び歌を積極的に取り入れています。
子どもたちは手遊び歌が大好きです。歌いながらシンプルな振り付けを真似することで、発達障がいをもつ子どもたちに無理なく発語を促します。最初からきちんと歌えなくても大丈夫。焦らず何度も繰り返し練習することが大切です。
発達障がいをもつ子どもたちが楽しく続けていくため、周囲の協力は欠かせません。先生やお母さん、お父さん、ご家族の方、ぜひご一緒に手遊び歌を楽しんでください。
手遊び歌の指導の秘訣は”一緒に行うこと”。子どもが嫌がるトレーニングは長続きしません。子どもが何度も繰り返し歌いたくなるような、楽しい雰囲気を大事にしましょう。
コンパスで人気の手遊び歌
ではここで、コンパスで最近人気の手遊び歌「キャベツのなかから」をご紹介しましょう。皆さまも一度は聞いたことがある歌ではないでしょうか。
キャベツーの なかかーら
あおむしでたよ
ピッピッ
おとうさんあおむしー
両手を左右に振りながら、リズムに合わせて手をたたきます。ピッピッのところで右左交互に親指を立てましょう。いわゆるサムズアップのジェスチャーですね。
2番・3番以降はおかあさんあおむし、おにいさんあおむし、おねえさんあおむし、あかちゃんあおむしと続きます。おじいさん、おばあさんバージョンなど、いろいろアレンジして繰り返し練習しましょう。子
どもたちが大好きな「とんとんとんとんアンパンマン」の手遊び歌も良いですし、おじいさんやおばあさんと楽しむなら「手をたたきましょう」も良いですね。
大切なことは何度も繰り返すこと。ぜひお子さんと一緒に手遊び歌を楽しんでください。
コンパスの療育チャンネルでは「発語を促す手遊び歌」をシリーズでご紹介しています。
「キャベツのなかから」はこちらからご視聴いただけます。
最初は視聴することからスタートして、慣れてきたらゆっくりしたテンポで真似をしてみてください。何度も繰り返していけば、必ず上達するはずです。
その子に合ったペースで無理なく進めていきましょう。