【おすすめ療育動画】成長を支えるASDの男の子の事例

【おすすめ療育動画】成長を支えるASD(広範性発達障害児)の男の子の事例

「COMPASS療育チャンネル」では、成果が得られた事例を映像で紹介します。映像は嘘をつきません。

摂津市にある療育施設「コンパス摂津」。ここでは、広範性発達障害(ASD)など発達に課題のある子どもたちの学習能力と心の育ちを総合的に支援しています。ここに通う小学3年生の男の子は、その一例です。彼は2歳のときに診断を受け、すぐに「コンパス」での療育を始めました。

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3歳からの療育

3歳からコンパスの療育を始めた男の子

3歳の頃は多動が激しく、言葉を発することもできませんでした。しかし、「コンパス」での早期療育により、言語能力と学習能力を飛躍的に向上させました。その結果、小学校での学力は学年トップクラスの成績を誇るようになりました。

小学3年生になると新たな教科が増え、得意不得意がはっきりしてきました。特に算数は得意ですが、社会や国語は苦手のようです。難しい問題に直面すると苛立ちを態度に出してしまうことが課題となっています。お母さんは新たな悩みを抱えるようになりました。「今までは親が隣にべったりついて二人三脚できたんですけど、もうすでに少し離れてきてて、こっちがどんなに心配しても何もできない時が来るので、そうなった時に何がしてあげれるんやろうなと思います。」

自立への一歩

将来、自立した生活が遅れるようになって欲しいとの願いから療育をはじめました

最近、彼はお母さんや学校の先生から少しずつ離れることが増えました。自立心がめばえ一人で行動したがるようになったのです。しかし、その結果うまくいっていた友達との関係がギクシャクすることも。親子での喜びや成長の瞬間は変わりませんが、答えのない問題が増えてきています。先生は保護者の方と相談しながら、お子様とどう向き合うのか、一緒に考えていきます。

男の子は時折、きつい言葉を使うことがありますが、一概に否定したり感情任せに叱ったりしてはいけません。コンパスではまず彼の気持ちを受け入れた上で、適切でない言葉遣いを指摘しています。「ちょっと彼の素直な思いは受け止めつつ、これは不適切だなというのは指摘するようにしています。」

社会との関わりを目指して

男の子と友達が遊んでいる画像

コンパスの目標は、将来子どもたちが社会と関わりを持ち、自立すること。広範性発達障害を持つ子どもたちには、それぞれの個性に応じた支援が必要です。特に低学年で学習能力が高い場合、その後の取り組み方によってさまざまな課題が改善されます。

保護者の方々と協力しながら、子どもたちが自己肯定感を高め、自信を持って成長していけるように、コンパスは日々支援を続けています。広範性発達障害のお子様がどのように成長し、社会に出ていくか、その道筋を一緒に歩んでいきましょう。

 

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発達障がいに悩むご両親へのメッセージ