【おすすめ療育動画】できたという自信からつながる成長

【おすすめ療育動画】できたという自信からつながる成長

「COMPASS療育チャンネル」では、成果が得られた事例を映像で紹介します。映像は嘘をつきません。

今回は多動や自分の殻に閉じこもる傾向があった男の子の紹介です。コンパスで4年の運動プログラムを通して、体の使い方や指示に従うことを学びました。学びを通して、男の子は自信と自己肯定感を育んでいきます。これから小学校入学を控え、できないことへの不安を感じやすい男の子に、先生方は療育での成功体験を積み重ね、励ましの言葉かけで突破力を引き出し、自信と達成感を育むサポートを続けています。

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コンパスに通って4年の男の子

コンパス支援センターに、2歳から通っている男の子。現在では通い始めて4年、来年には小学生になります。通い始めた頃は多動が激しく、先生の指示も全く通じず、すぐに自分の殻に閉じこもってしまう子どもでした。しかし、運動プログラムを通して体の使い方や力加減を身につけます。そして男の子は先生の指示をしっかり聞くことを学んでいったのです。

男の子の過去と成長

3年前のコンパスでの療育の記録

男の子の3歳と4歳の頃の実際の療育の記録が残っています。コンパスに通って1年。3歳の頃には運動を楽しみ、先生の指示をしっかり聞いて、座ってお勉強に取り組めるようになっていました。色々なことができるようになり、自信が持てるようになっていたのです。

4歳になると、思いを言葉で伝えてコミュニケーションが取れるようになりました。息子の成長に、お母さんも喜びを感じていました。コンパスの学習でも新しいプログラムに挑戦できるようになり、今は小学校入学に向けたプログラムも取り入れられています。

男の子の未来

男の子の未来は、社会と関わっていくことになります

小学校入学は、男の子にとってもお母さんにとっても新しい挑戦です。

しっかり学習プログラムに向き合えている男の子ですが、先生には気がかりがありました。新しい課題やちょっと難しい問題を出すと、やめようとすることがあるというのです。

できないことに対して不安や苦手意識を敏感に感じやすい彼に、先生方は自信を持ち続けてほしいと願っています。そのために運動プログラムが大きな役割を果たしていると考えます。体を動かしてできたという気持ちが自信につながり、自己肯定感やチャレンジ精神を育んでいくのです。

でも、コンパスで積み重ねてきた自信を基盤に、新しい環境でも挑戦していってほしいと先生方は願っています。

くま先生からの療育アドバイス

くま先生は、療育で周りが応援する大切さを話しています

できないことに敏感で不安を感じている時のフォローの仕方について、くま先生からのアドバイスです。お子さんの特性に合わせて、ちょっとした成功体験を積み重ねていくことが大切です。

  • 運動を取り入れます。
  • 運動が苦手な場合は手を細かく使う遊び。積み木を積み重ねたり、ブロックを高く積んだり、コップを重ねたりする活動を通して、達成感を味わわせます。
  • 子供の特性に合わせて、突破力を引き出す言葉かけをします。
  • 「頑張れー!」と応援したり、「なになにちゃんだったらば大丈夫できるよ」と励ましたりします。字を書く練習など、難しい課題には、「ご一緒に」「一緒にしようか」と声かけ、手助けすることで、自信と達成感を育みます。
  • 少しでもできたことを褒めることで、自信をつけさせます。

 

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