【おすすめ動画】早期療育で変わる子どもたちの未来
【おすすめ動画】早期療育で変わる子どもたちの未来
「COMPASS療育チャンネル」では、成果が得られた事例を映像で紹介します。映像は嘘をつきません。
自閉スペクトラム症の子どもたちにとって、学習やコミュニケーションは困難な課題です。しかし、適切な支援と指導を受ければ改善します。自ら進んで取り組めるようになることもあります。
今回は、コンパス発達支援センターで教育を受けている自閉スペクトラム症の男の子の成長の様子と、お母さんの体験談をご紹介します。
言葉が出ない子どもへの早期介入
もうすぐ3歳になる男の子。まだ言葉は全く出ません。男の子は1歳半の検診で喋れないことが指摘され、医師からは3歳まで様子を見るよう言われましたが、お母さんは待っていても状況が改善しないと感じ、早期療育を受けることになりました。
早期療育の成果
男の子が発達支援センター「コンパス」に通い始めて7ヶ月が経ちました。
男の子は初語の問題だけでなく、目を合わせること、コミュニケーションの取り方、多動性、着座することの難しさなど、複数の課題を抱えていることが明らかになりました。
まず先生方がアプローチしたのは、男の子にコンパスは楽しいと思ってもらうこと。そして着座ができるようになることでした。先生はまずお膝の上に乗せて、それから柔らかいクッション素材の椅子に座らせ、徐々に集中できるように環境を移行していきました。
他にも、先生は男の子に合わせて様々な工夫を試してみます。大きな発見は、男の子がカードに興味を示すことが分かったことでした。先生が声かけをしながら毎日同じ席で男の子にカード遊びをさせていると、わずか2か月半ほどで自分から席に着いてお勉強が始まるのを待つようになりました。男の子がきちんと着座できるようになり、先生は本格的な指導へと進めていきます。
カードが好きな男の子のために、先生はカードを使った発語のトレーニングを始めました。
まずは、発音よりもいろいろな言葉に触れさせることから始めます。男の子は、カードを使って聞くことで、どんどん言葉を覚えていき、あっという間に先生の指示を理解できるようになりました。
保護者の声
通い始めて、わずか数か月。男の子にもう一つ、大きな成長が見られました。
それは、男の子の社会性が育ってきたことです。人と関わることができずに、一人でいることが多かった男の子は、発語ができるようになって先生と過ごす時間を楽しめるようになり、お母さんとも一緒に笑いあったりという時間も増えたそうです。
お母さんは、コンパスに通わせる前は息子と過ごす時間に不安を感じていました。しかし療育を始めてからは息子との時間が楽しみに変わったそうです。早期療育の影響で子どもだけでなく、家族全体にとってもよい変化が起きました。
早期療育の重要性
今回は発達障害の兆候を見逃さず、早期に対応することの大切さをお伝えしました。
先生は「療育に通うのは一日でも早い方がいい」と断言しています。子どもは小さい頃が最も成長のスピードが早く、反対に15歳を過ぎてしまうと成長のペースが落ちるため、可能な限り早い段階での介入が望ましいと言われています。もちろん、ただ早いだけでなく、適切な指導方法や環境も重要です。
コンパスは、年間延べ23万人以上のお子様を支えている発達支援の施設です。目指しているのは、将来お子様が自立した生活を送れるようになること。そのためにも待つばかりでなく、早期の療育を試すことが重要です。